~2026年開設の申請を辞退し、2027年開設を目ざします~
バリアフリー教養大学設置の準備は整い、昨年秋、文科省に確認証もいただき、これをもって財務省に企業からの指定寄附を受けるご許可をいただけました。また皆様のおかげ様をもちまして運営に必要な資金も確保できました。
しかし大学設置のためには、学校法人を新たに設立する必要があり、その審査基準に、通信制大学をもつ法人としては、全面オンラインの大学かどうかに関わらず、収容定員8000人以下の大学か、8000人以上の大学かの二区分しかなく、本学の学生定員の約10倍の収容定員(8000人)の大学と同等の資産があることを示す必要があります。財源の審査基準は年々上がっており、なかなか達することができず、不本意ながら2026年の開設は見送ることになりました。大学としての運営はできるにも関わらず、開設できないことはとても悲しく、ご期待・熱望してくださっている方々には申し訳なく存じております。
企業からの指定寄附は文科省・財務省・経産省が推進しているもので、当準備委員会も様々な形でお願いはしているのですが、一般企業からはご支援が得られません。日本社会ではまだまだ障害者の大学進学が難しいのは仕方がないと思われているようです。他のマイノリティ(アイヌや沖縄等)の方々の進学率も低いということについてはさらに理解がありません。そんな意識を変えるためにも何としても開学します!!
本学開学の準備を始めて以来、支援の輪は着実に広がっています。インターネット調査によれば、数万人規模の潜在的ニーズがあることがわかりました。どうか引き続きのご支援をお願いいたします。特に企業等、大口の寄附者をご紹介いただけるとありがたいです。